体の大きい方も安心！大人用バレエレオタードで失敗しないサイズの選び方

サイズ選び

自分の体型に合ったサイズを選ぶことは、美しいシルエットと快適な着心地を得るために最も重要です。まずは、自分のバスト、ウエスト、ヒップのサイズを正確に測りましょう。レオタードのサイズ表記はブランドによって異なる場合があるので、各ブランドのサイズチャートを参考に、自分に合ったサイズを選ぶようにしましょう。

ブランドのサイズチャートと手持ちのレオタードを比較するのもおすすめです。

素材選び

レッスン中の動きやすさや汗によるベタつきを抑える「吸水速乾性」も考慮して選びましょう。ポリエステルやナイロン素材は、吸水速乾性に優れているため、汗をかいても快適な着心地を保てます。また、伸縮性のある素材を選ぶことで、体の動きを妨げずに、柔軟な動きをサポートしてくれます。大きいサイズを好む方は、伸縮性のあるレオタードを選ぶのもおすすめです。

デザイン選び

体型カバーとスタイルアップ効果を期待できるデザインを選ぶことがポイントです。

首元のデザイン

首元は、顔まわりの印象を大きく左右する重要な部分です。丸顔さんにはVネックやスクエアネックが、面長さんにはボートネックやハイネックがおすすめです。

また、首が短く見えるのが気になる方は、デコルテラインを美しく見せることができる、オフショルダーや肩出しデザインがよいでしょう。

袖丈のデザイン

袖丈は、長袖・七分袖・五分袖・半袖など、さまざまな種類があります。長袖は、二の腕をしっかりカバーしたい方におすすめです。半袖やキャミソールなどは腕のラインを美しく見せることができます。動きやすさを重視する方にもおすすめです。

背中のデザイン

背中が開いたデザインのレオタードは、デザイン性が高く美しいだけでなく、肩甲骨の動きを妨げにくいというメリットがあります。大きく動かせることで、より美しいラインやスムーズな動きを目指せるでしょう。

背中部分のデザインは大きく分けて以下の3つの種類があります。

・バッククロス

バッククロスとは、ストラップが背中でクロスしたデザインです。視覚的に美しいだけでなく、動きやすさとサポートを兼ね備えています。クロスしたストラップが背中をしっかりと支え、肩や背中の動きを制限することなく、自由な動きを可能にします。肩甲骨の動きを最大限に活かせるデザインで、背中の筋肉を美しく見せる効果も期待できます。

・オープンバック（Uバック／Vバック）

オープンバックとは、背中が大きく開いたスタイルです。背中の大胆なカットアウトが涼しさと動きやすさを提供し、ダンサーのしなやかな背筋や肩甲骨のラインを美しく見せる効果があります。シンプルでありながら、適度な露出でセクシーな印象を与えてくれます。

・レースアップ

レースアップとは、背中部分にリボンや紐がクロスや編み上げにデザインされたタイプです。視覚的に美しいアクセントを加えつつ、レースアップは調整可能であるため、自分の体型に合わせてフィット感を調整できます。背中を美しく見せ、スタイルアップ効果も期待できます。

「体が大きいから似合うレオタードが見つからないかも…」と悩んでいる方もいるかもしれません。
実は、体のラインを美しく見せることは、プロのバレリーナだけでなく、私たちも目指せることなんです。

体が大きい方でも美しく着こなすためのポイント：サイズ感

ピッタリすぎると、体のラインが強調されてしまい、逆に気になる部分が目立ってしまうことがあります。一方、大きすぎると、だらしなく見えてしまうので、ジャストサイズを選ぶことが大切です。
伸縮性のある素材を選ぶと、体の動きを妨げず、快適に踊ることができます。

体が大きい方でも美しく着こなすためのポイント：デザイン

肩

肩幅が気になる方は、肩が隠れるデザインや、肩紐が細目のものを選ぶと、肩周りをすっきり見せることができます。

袖

長袖を選ぶと、気になる二の腕をカバーできます。

背中

背中が開きすぎているデザインは、体型が強調されてしまうので、背中が隠れるデザインを選ぶと安心です。

体が大きい方でも美しく着こなすためのポイント：色

黒や紺などの暗い色は、体を引き締めて見せてくれる効果があります。一方、明るい色は、視覚的に膨張して見えることがあるので、注意が必要です。

体が大きいからといって、バレエを楽しむことを諦める必要はありません。自分に合ったレオタードを選ぶことで、自信を持ってレッスンに臨むことができます。

お腹まわりが気になる

バスト部分に切り返しがあるデザインは、視線が上に行くためお腹まわりが気になる方におすすめです。また、ふんわりとした巻きスカートを合わせると、お腹まわりを気にせずレッスンに集中できるでしょう。

二の腕が気になる

半袖や7分袖など、気になる二の腕をカバーできる袖丈を選びましょう。フレンチ袖のデザインもおすすめです。人によって腕のラインは異なるため、キャミソールや半袖、長袖など、さまざまなレオタードを実際に着て、自分が一番綺麗に見えるデザインを知るのもよいでしょう。

ヒップラインが気になる

巻きスカートや柔らかい素材のショートパンツなど、レオタードの上から着用できるアイテムを活用しましょう。

締め付けが気になる

ワンサイズ大きめのもの、伸縮性に優れた素材を選びましょう。ブランドによってサイズ感は異なるため、手持ちのレオタードとブランドのサイズ表を比較すると、サイズ選びの失敗が少なくなります。

透け感が気になる

裏地付きや厚手の素材を選ぶとよいでしょう。また、黒やグレーなどの濃い色を選ぶと透け感がなく安心です。

女子力アップ

美しい姿勢や所作が身につき、立ち振る舞いが美しくなります。例えば所作一つとっても、バレエで培った優雅な動きは日常のあらゆる場面で役に立ちます。また、バレエを通して身につける姿勢の美しさは、自信につながり、内面からも輝きを増す効果も期待できます。

アンチエイジング効果

全身運動によって体の内側から活性化し、若々しさを保てます。バレエは、体の深層部にある筋肉を鍛えるので、代謝が向上し、脂肪燃焼効果も期待できます。

姿勢がよくなる

背筋が伸び、美しい姿勢を保てるようになります。バレエの動きは、体の軸を意識して背筋を伸ばすことを基本とするため、自然と姿勢がよくなり猫背や肩こりの改善にも効果が期待できます。美しい姿勢は、見た目だけでなく、呼吸が深くなり心身ともに健康的な状態に導く効果も期待できます。

身体能力アップ

体の柔軟性や筋力、バランス感覚などが向上します。バレエの動きは、体のさまざまな筋肉をバランス良く使うため、柔軟性だけでなく筋力も同時に向上させる効果も期待できます。また、片脚立ちや回転など、バランス感覚を養う動きも多く、体幹を鍛えて安定した姿勢を身につけることができます。これらの身体能力の向上は、日常生活においても役立ち、転倒予防やケガのリスク軽減にもつながります。

精神力が鍛えられる

集中力や忍耐力が養われ、精神的な強さが身につきます。バレエは、難しいステップを習得したり、完璧な踊りを目指したりする過程で、目標を達成するための努力や忍耐を学ぶことができます。失敗を恐れずに挑戦し続けることで、精神的な成長を促し、自信や達成感につながるのです。

中毒性がある

バレエには一度始めるとなかなか辞められない「中毒性」があるといわれています。“美”を追求したポーズやターンなど課題が次から次へと出てくるため、やっているうちに「もっと脚を高く上げたい」「もっときれいなラインを出したい」など、向上心や追求心の終わりがありません。

このように、美しい音楽に合わせて体を動かす楽しさや、日々の練習を通して感じる達成感、そして仲間との交流など、バレエには多くの魅力が詰まっているのです。